豆知識の応接室 １ 〜 シルクスクリーン版画とは 〜 ■｜ シルクスクリーンで図柄がプリントできるしくみ｜■
お客様：- こちらでは、シルクスクリーン版画でどうして図柄がプリントできるのか教えてもらえるのですね。
店 主：- はい。 トップページのコーナーでお話ししましたとおり、シルクスクリーン版画の版は、絹などのメッシュ状の布を四角い枠に張ったもので作ります。
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お客様：
- はい。そうでした。
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店 主：
- 枠に張ったスクリーンメッシュの布目の孔(あな)は、とても細かいのですが、刷りのときにはインクの通り道となります。 ですので、描きたい図柄の形にそって、布目を開けたままにする部分と、ふさいでしまう部分をスクリーン上に作ります。 これが製版です。
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お客様：
- ははーん。
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店 主：
- このスクリーンを用紙に押し当て、上からゴム製の平らなへらで、開いているメッシュ孔を通してインクを紙へと押し出します。 これが刷りです。色の数に応じて作成した版で刷りと乾燥を繰り返すと、線やベタ面の仕上がりがとても美しい版画ができあがります。
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お客様：
- なるほど。色数に応じて製版と刷りを行うなど、手間のかかる技法なのですね。
ところで、製版の過程などを含めて、作業工程を図解していただけるともっと分かりやすい と思うのですが・・。 -
店 主：
- 分かりました。 それでは、「シルクスクリーン版画の制作技法（図解）」にお進みくださいませ。
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